川崎市
市議と若者が意見交換
「政治参加意識」醸成狙い
11月15日
平にある花苗の直売所「花ノ停留所」が10月16日、菓子店やコーヒースタンド、レンタルスペースなどを設置した新施設「街ノ停留所」をオープンした。お祭りやマルシェなど交流の場を提供してきた同所。「街の人が集いひとときを過ごす場所にしたい」と新たなスタートを切った。
花ノ停留所は、代表の山田佳一朗さんが、2011年に花卉農園を営む実家の庭を改築して開店。地元を盛り上げようと、春と秋の年2回、「花ノ停留所祭」と銘打ってイベントを開催し、多い時には1000人を超える来場者でにぎわった。だが、「人が集まりすぎて、本来の交流という目的が薄れてきた」と10回を機に終了。それからは規模を縮小し、月に1度のマルシェと形を変え地元住民の交流の場を提供してきた。
新たにオープンした街ノ停留所では「定期的なイベントは混雑しやすいので、お祭りやマルシェを毎日開くようにできないか」と構想。菓子店やコーヒースタンドを設置し、地元の飲食店が日替わりでランチやカフェメニューを提供するレンタルスペースを設けた。「おしゃべりを楽しんだり、彩り豊かな時間をすごしてほしい」と話す。
散歩途中にのんびり
オープン初日は、地元の人々が訪れていた。毎日の散歩コースで前を通るという70代の女性は「マルシェが好きで、新たな施設ができると楽しみにして来た。散歩の途中にコーヒーを飲んだり花を眺めたり、ひと休みする時間ができてうれしい」と話していた。
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11月8日