川崎北法人会の宮前第二支部研修会が10月25日、JAセレサ川崎宮崎支店で開かれ、区内馬絹に本社を置く(株)ホンダクリオ共立の創業者で会長を務める石崎護さんが講演を行った。
同研修会は、地元のベテラン経営者を講師に招き、若手会員らにその経験談を生かしてもらおうと企画。約30人が訪れ公園に耳を傾けた。
この日、石崎さんは「営業マンから会社設立後100億円企業へ向かって」を演題に講演。栃木県で生まれ、20歳でホンダの二輪車ディーラーに就職した石崎さんは、整備部門を希望したが、営業を担当することに。だが、「今となっては営業一筋でやってこられたことを誇りに思う」という。
講演では、飛び込みの訪問を重ね営業ノウハウを覚えたこと、27歳で独立し経営を拡大したこと、会社が赤字になり倒産の危機があったことなど、これまでの体験を語り、営業とは「『出逢い』という無形の財産を築くこと」「経営の原点」「いつでもどこでも、何歳になってもできる」「不可能はない」と、自身の考える経営哲学を伝えた。
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