「食彩まつり」が11月2日、川崎中央卸売市場北部市場で開かれ多くの人でにぎわった。来場者は市場ならではの旬の味覚の即売会や大売出し、さまざまなイベントを楽しんだ。
目玉企画の「マグロの解体ショー」では、重さ50kgを超えるマグロを水産仲卸業者が愛用の包丁を手に腕を振るった。多くの観覧者が訪れ手際よくさばかれる姿に関心していた。また、ニンジン、ジャガイモ、タマネギの「野菜の詰め放題」も人気を集めていた。他にも、はずれクジなしのガラポン抽選会には長い行列ができ、市場ならではの花や魚のセリ売り体験もイベントを盛り上げた。
川崎市の担当者は「あいにくの天気にも関わらず多くの方に来場いただいた。市場の魅力や楽しさを知ってもらい、日頃から市場に足を運んでほしい」と話した。
食彩まつりは昨年、加工食品や調理器具などの販売業、市場内の飲食店などからなる関連商品売り場棟で開かれていた「関連まつり」に水産棟が加わり、初開催された。今年は、市制100周年を記念し、青果や花卉の部門も加わり、市場全体でさまざまなイベントが開かれた。
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