軟式野球チーム・野川レッドパワーズが、11月2日〜4日に福島県で開催された「オールジャパンベースボールリーグ小等部全国大会」でベスト4に入った。全国大会初出場にもかかわらず躍進を遂げた同チーム。大会規定により、雨天順延で準決勝と決勝は行われず、負けることなく大会を終えた。
創部57年、野川こども会の一員として野川小学校をホームグラウンドに活動する少年・少女野球部「野川レッパ」は、3月から8月にかけて行われた神奈川県予選を勝ち抜き、初の全国大会に臨んだ。
初戦は降りやまない雨の中で、総社ジュニアスポーツ少年団(岡山県)を4対2で下した。2回戦は和泉サークルズ(大阪府)を最終回で逆転し、2対1で退けた。そして、ベスト4をかけた「最終戦」。投打がかみ合い、地元福島県の棚倉キッズスポーツ少年団を10対2で破った。同チームは、スーパースターはいないが、チャンスの場面でしっかり小技を決めて勝つスタイル。主将の本吉涼大さんは「全国大会は市学童大会の反省をいかし全員の打撃がよくなった。沢山の方の応援や助けに支えられて勝利を掴むことができた」と喜んだ。
6年生7人のうち、2人の女子部員がチームをけん引。新人戦や春季大会、ジャビットカップ宮前区大会など、数々の市大会で優勝を果たした。全国大会初出場でベスト4の快挙は、先月優勝した川崎市学童軟式野球大会が転機となった。10年前から指揮する塚本恭弘監督(47)は「発する言葉から、選手たちの士気が上がっているのを感じた秋の市大会。先制されても逆転できる雰囲気がでてきた」と振り返り、「1試合ごとに成長していたので全国大会も決勝までやらせてあげたかった。今後の目標にしたい」と思いを述べた。
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