川崎市の「二十歳を祝うつどい」が成人の日の1月13日、川崎市とどろきアリーナ(中原区)で開催された。会場には振袖やドレス、袴など、個性あふれるファッションに身を包んだ若者が集まり、友人との再会を喜びあった。
「原点回帰が大切」
式典では、事前応募で選ばれた代表者がスピーチ。宮前区の竹内渚夏(なな)さんはバレエに打ち込んできた日々を振り返りながら、「今は初心に帰り、踊ることが楽しく充実している。壁にぶつかったときには、原点回帰することが大切」と自身の経験を語った。野村亜未さんは「人とのつながりに支えられこの場に立っている。未熟な部分はあるが、その歯がゆさをバネにして、自分を裏切ることなく胸を張り進んでいきたい」と意気込んだ。
福田紀彦市長は、自身の叔母との会話から得た学びをもとに「考えていることを深く掘り下げていくことで、本当の自分が見えてくる。どうなりたいか、節目節目で自身を見つめ直し、これからの人生をしなやかに力強く進んでほしい」とエールを送った。
洗足学園音楽大学出身のシンガーソングライター・足立佳奈さんがゲストとして出演。参加者と共に歌う場面も見られた。毎年恒例のビデオレターコーナーでは、市内中学校の教諭や、川崎フロンターレ、富士通レッドウェーブの選手たちに加え、昨夏のパリオリンピックで活躍したブレイキンのShigekixさんやAMIさんからも祝福のメッセージが届けられた。
宮前区は2316人
市によると今回の対象者は2004年4月2日から05年4月1日までに生まれた人で、宮前区は2316人だった(2024年11月30日時点)。
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