川崎市消防訓練センター(犬蔵)で1月11日、新春恒例の宮前区消防出初式が行われ、消防職員や消防団員ら199人が防火や防災への決意を新たにした。
消防関係者や地元選出議員らが来賓として招かれた式典では、消防功労者への表彰や消防部隊の観閲などが行われた。
飯田康行宮前消防署長は「自然の猛威を目の当たりにした1年だった。大規模災害対策の強化は絶え間なく進めることが不可欠。地域や消防団と連携して備えていきたい」とあいさつ。持田弘二宮前消防団長は「昨年は地域一丸となって訓練に励んだ。今年は課題となっている消防団員の加入促進に努めながら、消防関係団体とさらに連携を深め、防火防災に取り組んでいきたい」と謝辞を述べた。
多くの区民が駆け付けたグラウンドでは、幼年消防クラブに所属する初山幼稚園の園児による演技や、市消防音楽隊の演奏と市カラーガード隊レッドウイングスの演技が会場を盛り上げた。
出初式のフィナーレは、消防部隊による本番さながらの一斉放水。航空隊の祝賀飛行が花を添えた=写真(上)。
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