インフルエンザが川崎市内でも猛威を振るっている。2024年の12月16日から22日の集計期間に「流行発生警報基準値」を超えたため、市は12月24日にインフルエンザ流行発生警報を発令した。警報基準値を超えたのは24年2月以来。
市はインフルエンザなどの感染症発生動向調査として、市内61施設を「定点医療機関」に指定し、1週間ごとにインフルエンザと診断された患者数の報告を受けている。この調査で昨年の第51週に1施設あたり59・92人となり、流行発生警報基準値である1施設あたり30人を超えたため、警報が発令された。
患者数でみると、第51週に市内全域で3655人がインフルエンザと診断され、最も多かったのは宮前区の840人、川崎区の753人、高津区の673人と続く。地区ごとの定点患者数では、川崎区の94・13人が最多で、宮前区84人、多摩区69・13人と続いた。
また1月にインフルエンザの影響で学級閉鎖された市立学校は、川崎区を除く6区の小学校6校。中原区の今井小では1年生の25人がり患したため、1月14日から3日間、学年閉鎖となった。
市ではマスクの着用や手洗いなどの対策を呼び掛けている。
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