無印良品を展開する(株)良品計画は1月6日、同社として初めてとなる病院内店舗を、聖マリアンナ医科大学病院(菅生)に出店した。同病院が新たに開設したエントランス棟5階の「Café&Meal MUJI」で、食事や喫茶利用ができるカフェと、無印良品の売店が併設されている。
同病院は「地域住民とつながる健康・医療のコミュニティーセンター」を掲げ、このほど新たに外来棟とエントランス棟を開設した。良品計画の広報担当者によると、このリニューアル事業に伴う事業コンペに参加し、同社の提案が採用されたという。
店舗面積は約284平方メートル。このうち飲食エリアは約168平方メートルで、58席の客席スペースと厨房スペースがある。初の院内出店に向け、日本の伝統的な食文化に根付いた「発酵のちから」をテーマに、管理栄養士と共に特別メニューを開発したという。
イートインの食事メニューは、6種類のおかずが食べられる「季節の発酵お膳」など4種類を用意。パンケーキなどスイーツや喫茶メニューもあり、「和風ホットドッグ」などのテイクアウトメニューもある。
このほか物販エリアではパジャマやルームウエア、レトルト食品やお菓子類など、入院生活だけではなく退院後の日常生活も視野に入れた品ぞろえとなっている。
良品計画の広報担当者は「入院生活における不便を解消し、患者様とご家族や医療従事者、そして地域の方々にも安らぎを感じて頂けるサービスと商品を提供していきたい」と話している。
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