サポーターから将来を嘱望される川崎フロンターレのミッドフィルダー 大島 僚太さん 川崎市内在住 20歳
シャイな笑顔の成長株
○…中盤のかじ取り役・ボランチを本職とし、ファンからは「中村憲剛2世」との呼び声も高い。プロ入り2年目の昨季は多くの出場機会を得た。初ゴールも記録するなど、20試合3得点の活躍。風間監督の戦術については「ボールを大事にする、自分の好きなサッカー」と手ごたえを感じている。一方でシーズンを通したコンディション調整等、課題もはっきりと見えてきた。今シーズンは昨季以上の出場とゴール、昨季記録していないアシストを目標としている。
○…静岡県旧清水市(現静岡市)出身。人見知りな少年だったが、スポーツの試合になると負けず嫌いな性格が前面に出た。小学校1年生で始めたサッカーには、すぐに没頭。「とにかくボールを蹴るのが好きで、辛いとか辞めたいとかは考えたことがないです」。高校時はプロ入りはあきらめていたが「ずっとサッカーに携わっていきたい」との思いがあり、フロンターレから声がかからなければ、大学に進学して体育教師を目指すつもりだったという。
○…休日は寮の部屋にこもることが多いというインドア派。リラックス方法については「部屋でテレビをつけっぱなしにして、ぼーっと見ることですかね」と笑う。バラエティ番組やドラマはあまり見ず、撮りためたアクション映画をじーっと鑑賞するのだとか。最近のブームは、寮近くにあるラーメン屋通い。試合前日などを避けて、休みの日に足を運ぶ。
○…チームが積極的に行っている地域へのあいさつ回りが、市民の応援を肌で感じる機会になっている。シャイな性格なだけに「頑張ってね」と市民から声をかけてもらえるのが何より嬉しい。スタンドに足を運ぶサポーターたちには「自分たちのやる気を高めてくれる」と感謝を示しつつ、応援歌の歌詞にある「大島僚太 笑顔がキュート♪」について「恥ずかしくて、アップ中も笑っちゃいます」とはにかんでいた。
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11月29日
11月22日