川崎市総合体育大会サッカー大会決勝戦が10月14日、等々力陸上競技場で行われ、市立宮前平中学校(山本浩之校長)が市立有馬中学校(渋谷美知雄校長)を3対0で下し大会2連覇を果たした。
市総体は5回戦51校で争われた。決勝戦では宮前区の学校が優勝を争った。前半10分、右サイドからクロスボールを上げて選手の一人が飛び出したところを、フリーになった選手がシュート。1点先取した。後半では、0点の気持ちでスタート。最初から攻めの姿勢で相手をプレスしていったところ、相手のこぼれ球を拾い、2点目を追加した。ラスト5分、アグレッシブな相手チームに対して、守り中心となっていたが、ボールを奪い返すと一転、決定打となる3点目を重ね、頂点に立った。
宮前平中学校男子サッカー部で3年間、選手たちの指導を行っている鈴木敦志監督は、強さの秘訣を「体力づくり」と話し、「走り込みなど、きつい練習にも、よくついてきてくれた。この勝利はチームで獲得したもの」と選手を称えた。
宮前平中学校の眞田光キャプテン(中3)は、「仲間と戦うのがこれで最後と思うと正直寂しい。でも優勝旗を持ち帰れて本当にうれしいです」と振り返った。
対する有馬中学校の齋藤一誠キャプテン(中3)は、「自分たちのサッカーを貫けました。結果はとても悔しいけれど、等々力陸上競技場という最高の舞台で最高の相手と試合ができて僕たちはとても幸せです」と話していた。
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