4月3日告示、12日投開票で行われる川崎市議会議員選挙。定数9の宮前区では、現時点で11人が立候補を表明している。現職7人に新人4人が出馬を予定しており、熱い戦いが予想される。(3月17日起稿)
川崎市議会議員選挙の宮前区の定数は9。これに対し、現時点で11人が出馬の意向を示している。
現職では1人が引退し、1人が同日投開票される県議会議員選挙への鞍替えを表明しており、残った7人が立候補を予定。新人は、4人が意思をみせている。
予定している現職は、自民党の浅野文直氏(44・4期)、共産党の石川建二氏(57・4期)、自民党の石田康博氏(44・4期)、民主党の織田勝久氏(53・3期)、公明党の山田晴彦氏(60・3期)、新しい川崎の会の添田勝氏(37・1期)、公明党の田村伸一郎氏(49・1期)。新人は、維新の会の久家繁氏(33)、無所属の坂巻良一氏(65)、自民党の矢沢孝雄氏(29)、神奈川ネットの渡辺あつ子氏(62)。
浅野氏は「二元代表制を機能させ、小児救急ストップゼロや事業仕分け人として出資法人の統廃合加速」を訴える。
石川氏は「中学校卒業まで、医療費助成を所得制限なしで実施を求める。憲法9条を守り、市政に活かす」と話す。
石田氏は「4期16年間の経験を活かし、高齢者施策の拡充や、子ども子育て支援の推進に全力で取り組んでいく」としている。
織田氏は「田園都市線が開通して50年の節目です。子育てと高齢化の課題を解決する『新田園都市』を創っていきましょう」と語る。
山田氏は「12年間で1万件の市民相談。1人の母の訴えから全国に広がる政策を実現。『1人の声を大切に』をモットーに」と主張。
添田氏は「2児の父・介護現場10年の実績、当事者として子育てから介護政策まで市長とともに強く推進」と訴える。
田村氏は「障害児(者)・高齢者施策や女性・若者支援などの政策を実現。現場主義と対話で1人の声を大切に取り組む」と主張する。
久家氏は「地方議会においても自らの身を切る改革が必要。無駄をなくし予算を生み出し、地域活性化に繋げていきたい」と話す。 坂巻氏は「政務活動費は請求せず、24億円以上の財源を生みだした元市職員の経験と知恵で、財政改善に取り組む」としている。
矢沢氏は「交通網の充実と地域防災の強化、子どもとお年寄りにやさしいまちづくりを推進。『人財が定着するまちに』」と訴える。
渡辺氏は「地域発・現場発の制度提案に取り組み、共に働き、共に暮らす社会をめざします」と意気込みを語る。
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