22日は衆議院総選挙の投開票も実施され、神奈川18区(宮前区※神木本町除く、高津区、中原区の西部)は自民党の山際大志郎氏(49)が11万1285票を獲得し、5回目の当選を果たした。希望の党の三村和也氏(42)と共産党の若林靖久氏(32)は及ばなかった。18区の投票率(小選挙区)は51・24%で過去最低を更新した。
公示日直前まで候補者の顔ぶれが固まらなかった18区。市民らによる野党共闘を呼びかける声もあったが届かず、出馬予定だった元職の樋高剛氏(51)が千葉12区に国替え、若林氏が神奈川7区から急きょ18区で出馬。三村氏も希望の党の公認がぎりぎりまで決まらないという状況だった。
そんな情勢のなか、山際氏は組織力と実績を生かした選挙戦を展開。三村氏に4万5228票差をつけて勝利した。
山際氏は「これから国難を突破するために取り組まなければならない。安全保障に関する外交力の強化、経済も日本が世界のリーダーとして牽引するための正念場。粉骨砕身、国民のために働いていく」と支援者にあいさつ。本紙の取材に対し「引き続き第4次産業革命のフォローアップをしていきたい。ものすごい勢いで世の中が動いている。政治が適切にサポートしていきたい」と話した。
三村氏は「(敗因は)支持を広げられなかった私の力不足。今後も希望の党の一員として18区で活動していきたい」と述べた。
若林氏は公示直前の国替えにもかかわらず得票が伸びたことに「未来ある数字。野党共闘と市民運動の力が大きい」と話した。
18区合計の投票率(小選挙区)は51・24%。前回2014年の選挙より2・1ポイント下がり、過去最低を記録した。宮前区(神木本町除く)の投票率は、51・94%で、前回選挙より、2・16ポイント下がった。※前回投票率は区割り変更前の参考値
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