神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2018年3月16日 エリアトップへ

宮崎台のさくら祭りプロレスの仕掛け人でフリーのプロレスラー 浪口 修さん 宮崎在住 37歳

公開:2018年3月16日

  • X
  • LINE
  • hatena

好きなプロレスで地域活性をしたい

 ○…宮崎台ふる里さくら祭りで、今年で3回目となるさくら祭りプロレスを企画運営するフリーのプロレスラー。「数年前に雨で少し寂しい祭りの時があり、うちの奥さんと『プロレスをやったら盛り上がるのでは』」と考え実行委員会に申し出て実現した。資金がなくレスラー仲間にお願いし、ボランティア同然の状態で運営している状況といい、苦労もうかがえる。「それでも喜んでもらえることが嬉しい。地域活性の一翼を担えれば」と笑顔だ。

 ○…出身は福岡県。高2のときにケガで入院した際、たまたま観たテレビのプロレス中継ですっかり魅了された。「もともとヒーロー好きで、強くなりたいという思いは持っていた」と、高校卒業後すぐさま上京し、総合格闘技団体の門を叩く。しかし練習の厳しさに一週間で断念。実家に戻り父の営む土建会社に就職した。ところがその父が癌に倒れ発覚からわずか半年で他界。身近な人の死に触れ、「このまま普通の人生で終わりたくない」と一念発起。20歳でプロレスに再挑戦し、橋本真也、小川直也らがいた「ZERO1」に入門。1年3カ月の下積みを経て念願のデビュー。その時の周りへの感謝の気持ちは一生忘れない。7年在籍し「ハングリーでいたい」とフリーに転身した。

 ○…夫人と息子2人の4人家族。5年前に宮崎台へ。「子どもを育てるには良い環境」としながらも、「もう少し隣近所の深いつながりがあってよいのでは」と話す。ガソリンスタンドで働きながら、現在は時間を見つけて練習の日々。試合では「子どもは応援してくれる」と嬉しそう。

 ○…「プロレスは危ないと思われがちだけど、ケガをしないように互いに鍛えているからこそできるもの。世界中の人が楽しめるエンターテイナー」と力説。今年も観客を楽しませるため、それぞれ見どころの違う試合を組んだと自信をみせる。「いつかさくら祭りの風物詩になったら」。夢が膨らむ。

宮前区版の人物風土記最新6

宮下 大志さん

宮崎台小学校創立50周年記念事業実行委員会の実行委員長を務める

宮下 大志さん

宮崎在住 47歳

11月22日

内田 一夫さん

横浜DeNAベイスターズファンが集う和食店「よしむら」の店主を務める

内田 一夫さん

水沢在勤 75歳

11月15日

羽賀 理之(まさゆき)さん

車いすラグビーで、3大会連続で日本代表入りし、副主将を務めた

羽賀 理之(まさゆき)さん

市内企業所属 39歳

11月8日

五十嵐 公太さん

元JUDY AND MARY(ジュディ・アンド・マリー)のドラマーで、溝口駅前でのステージ設置プロジェクトに奔走する

五十嵐 公太さん

高津区在住 61歳

11月1日

石渡 良彦さん

川崎市有馬・野川生涯学習支援施設アリーノの館長に就任した

石渡 良彦さん

東有馬在勤 69歳

10月25日

山田 理恵さん

東高根森林公園で犬のしつけ相談会の講師を務める

山田 理恵さん

神木本町在住 46歳

10月18日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月22日0:00更新

  • 11月15日0:00更新

  • 9月6日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月22日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook