昨年秋の叙勲で「旭日重光章」を受章した前川崎市長の阿部孝夫さんの功績を称える祝賀会が2月13日、川崎日航ホテル(川崎区)で開かれた。あいさつに立った阿部氏は「天皇陛下に拝謁した際、天にも昇る思いだった。市政を思い返し、皆様のご指導があってここまで来られた。感慨深くなった」と述べた。
パーティーには、市内の政財界などから600人が参加した。来賓祝辞では石原信雄元内閣官房副長官が「川崎市民となり40年。住んでよかったとしみじみ思う。川崎を工業都市から文化都市に変え、魅力を高めた」と称えた。福田紀彦市長は「ただひたすら市政、市民を思っていたことが、市長になった今になって見て痛いほどわかる。受章を心から敬意を表し、感謝したい」と述べた。
阿部さんは、2001年から13年までの3期12年市長を務め、主に行財政改革に力を注いだ。現在は、地域奉仕団体である川崎生田ライオンズクラブの会長を務める。
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