神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2020年3月6日 エリアトップへ

聖マリ医大病院 患者癒すアート制作 職員も参加、3月中旬完成

文化

公開:2020年3月6日

  • X
  • LINE
  • hatena
温かみある雰囲気になった渡り廊下
温かみある雰囲気になった渡り廊下

 聖マリアンナ医科大学病院で、患者や職員を癒す「ホスピタルアート」の制作が進んでいる。3月2日には病院職員も参加し、窓にイラストを描きこんだ。3月中旬完成予定。看護部の本舘教子さんは「明るい雰囲気が患者様や職員の活力につながれば」と話す。

 アートを手がけるのは、医療施設や介護施設を中心に似顔絵セラピストとして活躍する村岡ケンイチさんと、妻で日本画家の笹川香織さん。建築士、作業療法士、デザイナーからなる「ケアデザイン開発室」が協力して制作にあたっている。本舘さんが院外の会議の場で村岡さんと同席したことをきっかけに、制作を依頼。1月から作業を進めている。

 アートが描かれているのは本館と別館をつなぐ4階の渡り廊下と食堂前の待合いスペース。約30mほどの渡り廊下には、黄色をベースとした空間に樹々が揺れるイラストがほどこされている。本舘さんは「渡り廊下は患者様が休んだり、職員がよく通る場所。前向きな気持ちになれる」と話す。天井には風に舞う木の葉が描かれた。「渡り廊下は手術室に向かうときにも通る場所。天井を見て希望を感じられるような雰囲気に仕上げた」と村岡さん。

 職員も参加し病院全体で作り上げるアートになっている。窓に一人ずつ葉を描きこみ、大きな木を作る。渡り廊下には患者へのメッセージなどを書き込んだ職員の似顔絵も飾られる。患者からも「寒々としたイメージだったが、温かい雰囲気になった」と好評だ。

窓にイラストを書き込む職員ら
窓にイラストを書き込む職員ら

宮前区版のトップニュース最新6

ジャイアンツJr.に酒井さん

ジャイアンツJr.に酒井さん

向丘小6年 選抜18人に

11月15日

ブレイキンの石川さん受賞

市文化賞

ブレイキンの石川さん受賞

「シネコンの祖」チッタも

11月15日

佳子さま、緑化祭で川崎に

佳子さま、緑化祭で川崎に

地元中学生と記念植樹

11月8日

川根さん日本代表に

世界短水路選手権

川根さん日本代表に

宮前平中出身、50m自で

11月8日

自民・草間氏が初当選

衆院選神奈川第19区

自民・草間氏が初当選

国民・深作氏が比例復活

11月1日

おくやみコーナー開設

市内7区役所

おくやみコーナー開設

遺族の手続き負担を緩和

11月1日

意見広告・議会報告政治の村

  • ホームドアの設置を急げ!

    宮前ガバナンス11月号 連載寄稿

    ホームドアの設置を急げ!

    〜ユニバーサルデザインで人に優しく〜川崎市議会議員 石田 やすひろ

    11月15日

あっとほーむデスク

  • 11月15日0:00更新

  • 9月6日0:00更新

  • 8月23日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook