川崎市が市制100周年を迎える2024年の誘致を目指す「全国都市緑化フェア」。基本構想を策定しようと10月23日、各界から意見聴取をする懇談会が市役所で開催された。川崎商工会議所、川崎市商店街連合会、川崎市観光協会といった市内の団体や大学教授など、市から依頼を受けた10人の委員が出席した。
冒頭、福田紀彦市長は「川崎は100年前からの都市開発の中で緑を失ってきた。都市緑化フェアはイベントをやることが意義ではなく、これまでの100年を振り返り、これからの緑が川崎市にとってどうあるべきかを考えるきっかけとしたい」とあいさつ。基本構想骨子(案)では「みどり」が持つ多機能性を、様々な課題解決に活用し、持続可能で魅力あるまちづくりを推進するとの基本理念が示された。
委員からは「オリジナリティーが見られない」「メイン会場は富士見公園(川崎区)でふさわしいか」「多様性、SDGsなどをキーワードに入れるのはいいが、川崎なりの多様性が何かが見えない」などの意見が出された。
市は今回出された意見を踏まえ基本構想素案を作成し、12月開催予定の第2回懇談会で示す。
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