社会貢献や奉仕活動などに取り組む宮前区内2つのロータリークラブ(RC)がこのほど、子ども食堂を運営する団体に支援金を寄付した。宮前区が所属する国際ロータリー第2590地区による、新型コロナの影響で活動難に陥る各地域の施設への支援活動として行われた。
地域で頑張る人へ
川崎宮前RC(佐藤大会長)は5月17日、まきまきキッチン(安西巻子代表)に支援金を届けた。安西代表は「子どもたちも運営の手伝いにまわるなど幅も広がっている。食材や遊具購入の足しにしたい」と話した。佐藤会長は「コロナだけでなく、地域で頑張る人や、未来を担う子どもたちに支援を続けていきたい」と話した。
奨学金なども
川崎鷺沼RC(猿橋捷貴会長)は19日、ワーカーズコレクティブキャンディの主催する、みやざきだいこども食堂に支援金を寄付した。
同日、ロータリー財団地区補助金プロジェクトとして、交流のあった川崎愛児園主催のこども広場あいあいの開設、運営支援金を寄付。ロータリー米山記念奨学会から今年度世話クラブとして対応している鄭在怡(ジョン・ジエイ)さんにも奨学金を支援した。韓国籍の鄭さんは、日本体育大学大学院で筋肉が萎縮してしまう病の研究に励んでいる。同奨学会は、勉学や研究を志し日本に在留する外国人留学生に対し支援する民間最大の支援団体。猿橋会長は「喜んでもらえるのが我々の喜び。有効に活用してほしい」と話した。
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