任期満了に伴う川崎市長選挙(10月10日告示、24日投開票)で、政治団体「川崎民主市政をつくる会」で代表委員を務める市古博一氏(72)が7月8日、立候補する意思を表明した。同会が擁立し無所属で出馬。共産党の推薦を受ける。
市古氏は4年前の市長選でも同会から立候補し落選。今回で2度目の挑戦となる。会見では「次へ譲る道もあったが、あの悔しさを晴らすため、勝ち抜くために立候補を決意した」と表明。中学校給食の自校式拡大や教員不足解消、35人以下の少人数学級の早期実現を訴え「市民の声を聞く市政」を目指すと強調した。福田市政が進める、市内臨海部の開発やGIGAスクール構想については「桁違いの税金がつぎ込まれる。国の言いなり、企業の儲けを優先させる市政」と批判した。
市古氏は東京都出身。東京大学教育学部卒。1972年から、市内で小中学校教諭として勤務。
同市長選への出馬を表明したのは、現職の福田氏に続き2人目。
(7月13日起稿)
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