意見広告・議会報告
宮前ガバナンス2月号 連載寄稿 宮前区内の野外スポーツ施設の復活を求め! 〜西長沢公園・旧日本精工グラウンドの今〜川崎市議会議員 石田 やすひろ
宮前区内の野外スポーツ施設は、区エリアのほとんどが宅地化しているため、資源は限られています。スポーツの出来る環境を維持するために、今ある公有地を有効利用する事や、官民連携によりスポーツを推進していかなくてはなりません。
西長沢公園は、かつて公園として開放されていました。現在は、調整池の耐震補強工事を行っているため、公園としての利用はできなくなっています。今年度、私は神奈川県内広域水道企業団議会の議員として、区民の要望としてある公園の早期復活を求め、議会にて企業団に質しました。
宮前区と多摩区の区境にある西長沢公園は、敷地は水道企業団の所有となっています。公園である上層部は令和2年末まで、本市が施設整備を行い管理していました。公園の下層部は、容量が6万立方メートルの池となっており、区民の大事な水源となっています。水道企業団により、令和2年12月から令和6年3月頃まで、耐震補強工事とプラス長寿命化の工事を実施しています。その後は、本市によって令和6年7月頃までに、再びスポーツ利用を可能とした公園として再整備を計画しています。
一方、昭和大学鷺沼校地(旧日本精工グラウンド)Bグラウンドは、宮前区内の在住・在勤者を対象に、利用登録した団体・グループに開放しています。軟式野球(少年野球チームの練習に限る)、ソフトボール、サッカー、ラグビーの利用を可能としています。
西長沢公園については、議会で公園の早期復活を求め質しました。市民のライフラインを守るため、災害時に耐えられるよう強靭化し、安心・安全な飲み水を確保する事も重要です。その上で、市民の憩いの場としてスポーツの環境を整備する事も必要です。令和5年は、ウィズコロナの時代と上手く付き合いながら、感染症防止対策をしっかり取った上で、「市民スポーツ」を盛り上げる環境を整えていきたいところです。川崎市議会スポーツ振興議員連盟会長としての役割を担い、宮前区のスポーツ振興に努めて参ります。
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12月20日