宮前区役所向丘出張所で7月7日、七夕に合わせた「むかおかフェ」が開催された。
「むかおカフェ」は毎月第3水曜に同所の2階で実施されているコミュニティカフェ。ドリンクを飲みながら会話を楽しめるほかに、健康相談や認知症相談を行うこともできる。これまで合計で約400人が参加。今回は七夕の特別企画として実施された。
会場内には、星や短冊が飾りつけられた笹を設置。笹は地域住民から提供されたものだ。来場者はスタッフが用意したコーヒーやジュースを飲みながら、家族や友人と話したり、読書をしたりして過ごしていた。短冊に願いをしたためる姿も見られた。
物語に魅了
ボランティアグループ「むかおか本の会」による絵本の読み聞かせも実施。午後の部では同会メンバーが、日本やロシア、アフリカ、インドなど、世界の物語を披露した。抑揚がつき情感たっぷりとした語り口で、来場者は物語の世界に引き込まれていた。
友人と3人で訪れた白幡台に住む女性は「一人で生活していると話す相手がいないので、このような憩いの場があると楽しくおしゃべりできて嬉しい。絵本の読み聞かせも上手だった」と感想を話していた。
同所によると、この日は約30人が来場した。区担当者は「読み聞かせやカフェも同様な形式で今後できれば」と語った。
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