宮前区選出市議会議員団は10月30日、2024年度の市の予算編成に対する要望書を福田紀彦市長へ提出した。
今年は「緊急要望事項」として11項目、「重要要望事項」として15項目に分けて要望。物価高騰などにより進捗の遅れが危惧されている「横浜市高速鉄道3号線の延伸事業に伴うまちづくり及び交通アクセスの整備推進」は、昨年の「重要」から「緊急」に繰り上げられた。
一方、昨年「緊急」だった「保育待機児童ゼロの維持」は一定の成果を上げていると評価。5類移行に伴う「新型コロナウイルス感染症対策等の支援・相談体制の拡充推進」とともに「重要」として残した。
その他、議員らは「鷺沼駅前再整備」「地域包括ケアシステムを支えるための区役所の体制整備」「野外スポーツ施設の整備」「こどもの安全確保」「交差点の混雑緩和と安全対策」「緑化フェアの区独自の取り組み」などについて、福田市長に求めた。
これに対し福田市長は「課題は共有している。何を求められているかという市民ニーズの議論が必要だ」と応じた。
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