サギヌマスイミングクラブに所属する白戸亮太さん(19)が全国大会「ジャパンオープン」に出場し、12月1日の男子1500m自由形で3位になった。念願の表彰台に「夢中になって後半で追い上げた」と勝因を語る。
同大会は(公財)日本水泳連盟の主催で、11月29日から12月3日まで東京アクアティクスセンターで開催。男子1500mには24人が予選に出場、上位8人が決勝を戦った。
同大会前に出場したインカレと日本選手権では、同種目でともに4位だった白戸さん。表彰台まであと一歩だったことから、「今回こそは絶対に結果を残したい」という強い気持ちで臨んだ。
決勝レースでは後半に追い上げた。インカレと日本選手権では前半から飛ばしたものの、後半で失速。その苦い経験を生かし、ラスト150mは無我夢中で泳いだ。「すごいきつかった。記憶がないくらい、がむしゃらだった」と振り返る。タイムは自己ベストの15分14秒75。念願のメダルに白戸さんは「すごくうれしかった。水泳をやっていない友だちも連絡くれた」と笑顔で語った。
「楽しんで泳ぐ」大事に
3歳から同クラブで水泳を始めた白戸さん。1500m自由形には中学生のときから取り組んできた。キックが得意な一方、現在の練習では腕の強化に力を入れている。
今後の目標は標準記録の一つ、15分10秒87を突破すること。夢は五輪に出場しメダルを獲ることだ。「水泳は練習しただけ結果に反映される。落ち込むことは何度もあったけれど、楽しみながら泳ぐことを大事に頑張りたい」と意気込む。
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