神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2024年5月17日 エリアトップへ

データ分析で教育情報を透明化するITベンチャー「ガッコム」社長 山田 洋志さん 高津区在住 43歳

公開:2024年5月17日

  • X
  • LINE
  • hatena

川崎の教育に新たな風を

 ○…「あの学校は先生が熱心」とか「荒れてるらしい」とか、学校の情報は「口コミ」が多い。そんな現状に「保護者や子どもに客観的な判断材料を提供したい」と、学校教育情報サイト「ガッコム」を開発・運営する。全国の保育園や幼稚園、小中学校の児童・生徒数やクラブ活動などの基本情報のほか、校則の詳細やトイレが和式か洋式かといったリアルな情報を、日々アップデートしている。

 ○…結婚のタイミングで2018年に東京・世田谷区から川崎に移り住み、子どもの誕生を機に、市内の様々な教育関連の取り組みに関わり始めた。川崎市が全国に先駆けて01年に施行した「子どもの権利条例」では、60以上の自治体の同様の条例をデータ分析。その結果、「子ども会議」の制度化など、川崎の条例の「充実度」が分かったという。

 ○…「データを見るとワクワクする」ことに気づいたのは慶應義塾大学時代。いじめが起こる環境や麻雀の勝敗についてもデータ分析してみた。卒業後はIT企業へ進むも、元来の探究心を抑えきれず約4年で退社、27歳で世界一周の旅に出た。1年で57カ国を訪ね、国際ボランティア活動にも参加したが、支援を続けても当事者の勤労意欲が続かず、善意が実を結ばない現場にも遭遇。「教育の大切さ」を痛感した旅でもあった。

 ○…6年目を迎えた川崎暮らしで、心はもうすっかり「川崎人」。昨年からかわさきFMでラジオパーソナリティにも挑戦中だ。「川崎以外でも教育関連の会に参加したけれど、川崎みたいなウェルカムな所は珍しい。このオープンさが、自分にフィットしている」。我が子が育ちゆく川崎の教育が、開かれたものであるように、情報の透明度を上げていく。

宮前区版の人物風土記最新6

濱野 怜さん

慶応大学法科大学院に通いながらボランティア団体「CoE」代表を務める。

濱野 怜さん

幸区在住 24歳

9月6日

村木 健一さん

馬絹神社の氏子会会長に就任した

村木 健一さん

馬絹在住 76歳

8月30日

滝沢 典之さん

川崎中小企業診断士会の理事長に就任した

滝沢 典之さん

幸区在住 66歳

8月23日

KAIさん

世界大会で3連覇したプロチーム「REG☆STYLE」のメンバー

KAIさん

東京都在住 32歳

8月16日

亀ヶ谷 純一さん

影向寺重文・史跡保存会の会長に就任した

亀ヶ谷 純一さん

野川本町在住 69歳

8月9日

石渡 宏之さん

幼稚園と認定こども園が加盟する、「川崎市幼稚園協会」の会長に就任した

石渡 宏之さん

川崎区在住 53歳

7月26日

令和6年度物価高騰対策給付金の申請を受付中です

https://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000165216.html

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 9月6日0:00更新

  • 8月23日0:00更新

  • 8月16日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年9月7日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook