7月20日までの「夏の交通事故防止運動」にちなみ、初日の7月11日に宮前区役所で出発式が行われた。
出発式には、警察や交通安全団体の代表者など約40人が集まった。開会式で宮前区交通安全対策協議会の持田和夫会長は「交通ルールの順守とマナーを呼びかけ、一件でも交通事故を減らせるように活動していきたい」と決意を述べた。その後、宮前交通安全協会の杉田進会長の号令で、警察や関係団体の広報車両が出発。約1時間にわたり区内全域で交通事故防止を呼びかけた。
10日間の期間中は、子どもや高齢者など歩行者の安全確保や、悪質運転の根絶、安全意識の向上を重点に区内各地でキャンペーンが行われる。
宮前警察署によると、今年に入ってからの宮前区内の人身交通事故発生数は、6月末時点で180件(前年プラス3件)と増加傾向にある。特に、中学生以下の関係した交通事故は21件(前年プラス11件)で、事故構成率11・7%は神奈川県内でワーストだった。川崎市内の交通事故死者4人のうち、2人が宮前区内という。
宮前区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|