川崎市制100周年記念事業の一環として鷺沼小学校(小林美代校長)の6年生が7月17日、さぎぬまサッカークラブ代表の澤田秀治さんを招いてインタビューを行った。質疑応答を通じて、総合的な学習で学ぶ「(地域)社会を支える人々の思い」について学んだ。
市教育委員会が市内全校で取り組んでいる市制100周年記念事業「学校e〜ね★サミット」。同校では、その取り組みの一つとして、6年生は市のブランドメッセージを用いた「MY Colors,Future!」をテーマに学習を進めている。
児童たちはその中で、地域でさまざまな活動をしている市民を取り上げる「かわさきって人だよね ほっこりポスター」にヒントを得て、「鷺沼のほっこりする人を見つけたい」と、鷺沼版のポスターの制作を始めた。
この日は、実際にほっこりポスターのモデルになっている澤田代表をゲスト講師に招き、サッカーや鷺沼のことを質問。児童からは「ポスターによってサッカーへの思いがどうかわったか」「かわさきって人だよねというキャッチコピーをどう思うか」などさまざまな質問が投げかけられた。
澤田さんは、サッカーでは技術力よりもフェアプレー精神や基本練習を大切にしていることや、子どもたちや保護者同士が繋がり合って、地域を見守る鷺沼にしていきたとなどと、一問一問丁寧に答えていた。参加した児童からは「川崎に住んでいることが誇らしいと思った」「私たちが作るポスターも、載って良かったと思ってもらえるようにしたい」などと感想が聞かれた。
6年生は夏休み明けの2学期から、ポスターに載せる人々の人選を始め、取材などを進めて行くという。
宮前区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|