(一社)川崎市薬剤師会は9月2日、災害時に開局していることを示す「開局中」のイエローフラッグを掲出する一斉防災訓練を市内の会員薬局460店舗で実施した。
この取り組みは「災害時に薬局が営業しているか分かりづらい」という市民の声を受けて始めたもので、防災の日の9月1日と、東日本大震災の起きた3月11日に行っている。
クスリのナカヤマ薬局久地駅前店(高津区)の薬剤師・橋本学さんは「災害時には、かかりつけの病院が開いていなくてもお薬手帳があれば普段使っているお薬を渡すことができる可能性がある。困った時は一度薬局に相談してみてほしい。また、マイナ保険証があればスムーズにお薬を用意できるので活用してもらえれば」と話した。
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