神奈川県はこのほど、土地取引価格の目安となる7月1日時点の基準地価を発表した。住宅地価格では、新規の調査地点となった東急田園都市線鷺沼駅近くの「鷺沼1丁目15番13」が49万円で宮前区内1位。県内でも「山手町」「日吉本町」「小杉御殿町」などに続き6位に食い込んだ。
区内の調査対象は、住宅地13点と商業地4点。1平方メートルあたりの全用途の平均価格は34万200円で、平均変動率も4・4%(前年2・3%)と上昇率が拡大。東京都に近い地域では、上昇率が拡大する地点が多く見られた。
住宅地では、川崎市の平均変動率が4・4で、宮前区は4・2%。一方商業地は、川崎市の平均変動率が8・4%に対し、宮前区は5・0%だった。
住宅地の概況について県は「都内との価格差や人口増加を背景に、交通利便性が高い住宅地を中心に需要が堅調だ」とし、商業地については「再開発エリアにおいては投資需要が見られた」と分析している。
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