宮前区選出市議会議員団は10月31日、2025年度の市の予算編成に対する要望書を福田紀彦市長へ提出した。
今年は「緊急要望事項」として11項目、「重要要望事項」として14項目に分けて要望。今年元日に起きた能登半島地震や、近年多発する線状降水帯による風水害などを受け「防災減災対策」を第1項目とし、感染症対策を踏まえた避難所の運用、地域防災力向上への取組の推進を要望。次いで、区役所の移転を予定している「鷺沼駅前再整備」について、交通渋滞対策の徹底、幹線道路である梶ヶ谷菅生線の整備などを挙げた。
その他、議員らは高齢者福祉施設の拡充と認知症対策の推進を盛り込んだ「高齢者施策」、ヤングケアラーの早期発見のための実態調査などを含めた「こどもの安全確保」、子ども発達・相談センターの連携強化などを挙げた「障害者(児)施策の拡充」などについて協力を求めた。
これに対し福田市長は「鷺沼駅前開発は、重要なプロジェクト。渋滞緩和対策を含めしっかり進めたい。また防災減災対策については、要望されているものを含め、やらなければならないことがある。しっかりと煮詰め報告できるようにしたい」と応じた。
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