向丘小学校6年生の酒井柊哉さん(11)が、12月に開催される小学生の軟式野球大会「NPB12球団ジュニアトーナメント」に出場する読売ジャイアンツジュニアのメンバーとして選抜された。「いっぱい活躍して優勝したい」と意気込んでいる。
酒井さんは7月に、都内や関東の野球チームに所属する348人が応募した選考会に参加。読売ジャイアンツ球場などで3回にわたり選考会が行われ、18人の最終メンバーに選ばれた。川崎市内では唯一。
9月からチーム練習が始まっており、主に捕手を担う酒井さんは「いろいろな選手がいて、面白くて楽しい」と笑顔をみせる。
今大会には思い入れが強い。昨年、同じ向丘小学校からジャイアンツジュニアに選ばれた関蓮太郎さんは、学年は一つ上だが小さい頃から一緒に育った幼馴染。大会で活躍する関さんを見て、「自分もこの舞台に立ってみたい」と憧れを持ったという。
走攻守揃った選手
小学校1年生で野球を始めた酒井さん。多摩区の野球チーム・おし沼レパードに所属し、毎週末練習に励んでいる。チームの要となる捕手を務め「キャッチャースローが得意」と自身もいうように、強肩が長所。俊足で出塁率も高くリードオフマンとしてチームの中心選手を担っている。走攻守三拍子揃った選手だ。
プロ野球で好きな選手は福岡ソフトバンクホークスの周東佑京選手。大会には周東選手と同じ、背番号23番で臨む。
仲間の応援を背に
ジャイアンツジュニアに選出されてから、おし沼レパードの練習には参加できていない。それでもチームメイトから応援や励ましの声が届く。「チームメイトの思いに応えられるように、優勝に貢献したい」と笑顔を見せた。
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