総合的な学習でリサイクルアートに取り組んでいる鷺沼小学校の5年生が、制作した作品を見てもらおうと鷺沼駅前でアート展を開催した。
11月13日から5日間にわたり開かれたアート展には、約180人の児童が制作した80点超の作品が並んだ。クジラやトカゲ、クマといった動物を中心に、車や富士山など個性的な作品が訪れた人の目を楽しませた。
材料になったのは、家で不要になったプラスチック容器やペットボトル、段ボールなど48点の廃材。児童たちは市民団体の協力で今年9月から作品づくりに取り組んできた。
ペットボトルキャップで花を制作した附田友莉菜さんは、「色合いが鮮やかになるように工夫した」。宝箱を作った古川怜葵さんは、ペットボトルの破片を宝石のようにちりばめ、「ごみだと分からないくらい、きれいになるよう気を付けた」。川島芽希さんが制作したお弁当は、不要になったフェルトを卵焼きに見立て、赤いペットボトルキャップはトマトにしたという。
児童たちは「ごみが芸術作品に生まれ変わることを知った。みんなに広がりきれいな地球を守りたい」と抱負を語った。
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