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高津区版 公開:2014年10月31日 エリアトップへ

今年、川崎市総合文化団体連絡会の理事長に就任した 鈴木穆(あつし)さん 溝口在住 77歳

公開:2014年10月31日

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溢れる研究心で地域貢献

 ○…市内での文化活動の活性化を目指す「川崎市総合文化団体連絡会」の理事長に就任。「市内でのさまざまな文化講座などを通じ、社会貢献に取り組みたい」と意気込む。各地の文化交流を促進するため、区をまたいで文化祭りなどを開きたいという。「若い世代にも地域の文化や歴史に、もっと興味を持ってもらいたいからね」

 ○…高津区文化協会の会長職を11年続けているほか、タウンニュース高津区版に「高津物語」を連載する文筆家でもある。1996年の創刊から現在まで18年にわたり、1度の休載もなく高津の文化を綴り、今号で866回。既に記事をまとめた書籍上、中巻を出版している。「休まず書き続けることに生き甲斐を感じます」。また高津青年会議の理事長当時、大山街道での特色あるイベント創出のため、高津区民祭の前身である「高津区納涼祭」をスタートさせた。「当時は皆エネルギーが有り余っていた。今でも区民祭が続いていて嬉しい」と微笑んだ。

 ○…生まれも育ちも溝口。「日本人は日本語を大切にすべき。正しい日本語を伝えたい」と、大学卒業後、都内の高校で国語教師を勤めた。その後、大学院で日本文学を研究していたとき、地元郵便局の移転で大山街道に郵便局がなくなってしまったという。これを機に「地元の人たちに奉仕したい」と、街道近隣への新たな郵便局開局に取り組んだ。27歳で当時の川崎高津郵便局(現在の川崎溝ノ口郵便局)を開局。以後65歳まで局長を続けた。

 ○…愛妻家でもあり「夫婦2人で人生を支え合い、喜びをともにできるのが幸せ」と話す。夫人とのニューカレドニア旅行で見た夕焼けが忘れられないという。研究を通じて文学への造詣が深く、毎月『源氏物語』や『徒然草』を市民に教えている。今後の目標は高津物語の下巻と続巻の刊行。そして連載1000回を目指す。溢れる研究心に果てなどない。
 

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