意見広告・議会報告
「日本の仕組みは地方から変える」No.19企画・製作/小川あきのぶ事務所 授業が「わかる」子ども約5割 川崎市議会議員(新しい川崎の会団長) 小川あきのぶ
市教委が行っている学習状況調査によれば、学校の授業が「わかる」と答えた子どもの割合は約半数に過ぎません(市内の小5と中2)。そこで、川崎市では今年度から「習熟度別授業」をモデル実施しています。
Q.学習進度に差があるのは当たり前?
A.それは当然です。にもかかわらず、「学力差はない」ことにして全ての子どもに同じ授業をしてしまうことによって、授業が分からない子や物足りない子を生んでしまいます。約半数の子どもしか授業が「わかる」と答えていないのは、まさにそれを表しています。
Q.そこで習熟度別授業なのですね。
A.これまでも、画一的な授業の弊害を議会で問うてきましたが、今年度から「習熟度別授業」がモデル実施されています。例えば算数や数学の授業を2つや3つに分けることによって、個々の習熟度に応じたフォローが可能になります。
Q.「できる」と思えることが大事ですね。
A.授業を分けることを差別だとする意見も一部ではあるようですが、人によって得意不得意があるのは当たり前。わからない授業を受け続けて「できる」と思えないまま卒業してしまう方が問題です。
Q.来年度以降は?
A.現在、今年度の結果を市教委がまとめています。保護者の評判も悪くないようですので、来年度以降は実施校を拡大することなどを議会で求めています。また、クラスを2つに分けるのがいいのか3つに分けるのがいいのかなど、実施方法等についても積極的に提案していきたいと思います。
Q.教育は変わる?
A.とかく教育は国の役割だと思われがちですが、このように自治体から変えていけることもあります。引き続き、教育・子育てについて市長と前向きな議論を交わしていきます。
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4月25日