市政報告 災害に強いまちづくりを 自民党 川崎市議会議員 青木のりお
9月1日の「防災の日」を前に改めて災害に強いまちづくりを実現する決意を強くしています。明日、東扇島東公園で行われる9都県市合同防災訓練にも参加する予定です。
私は地元の消防団に所属して12年目になります。父親も25年間消防団で活動し、代々で地域の防災や減災について考え、取り組んできました。
平成元年の蟹ヶ谷でのがけ崩れの事故についても消防団の先輩方から当時の詳細を聞いています。市が発表した「土砂災害ハザードマップ」によれば、区内では蟹ヶ谷以外にも「土砂災害警戒区域」に指定される箇所がいくつもあります。二度と同じような被害が起こらぬよう、議会でも防災施策を提案しています。
また、先日の西日本の豪雨で甚大な被害が出た岡山県を視察し、自然の猛威の前に人間が力で対抗することは無力に等しいと感じました。コンクリートで堤防を築くといった対策だけでなく、地域の災害の歴史を学び、地形や地層を知ることで危険な地域に足を向けないようにするなどの対応が大切と思います。
「自助、共助、公助」という言葉がありますが、まずは自分の身は自分で守れるように意識することが大切です。想定外の災害はいつでも起こりうるということを心に留め、行政と連携して災害時に死者を出さないまちをつくっていきます。
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11月22日
11月15日