数値でみる川崎と高津No.41 シリーズ 増えてる?減ってる?犯罪件数 川崎市議会議員 ほりぞえ健(けん)
毎日のように悲惨な凶悪事件が報じられ、安全に不安を抱く方も少なくないと思います。
いわゆる体感治安についての調査を見ても、8割以上の方は「安全性が低下している」と感じています。しかし、実際の犯罪件数は、2002年頃をピークに減少傾向にあります。
川崎市内においても、2016年に起きた犯罪件数は、2002年の1/3以下に、殺人や強盗、放火などの凶悪犯罪は1/4程度に減っています。体感治安とは異なり、私たちが日常生活の中で犯罪に巻き込まれる危険性は急減し、安全性は高まっていると言えます。
他方で、いわゆる「振り込め詐欺」の被害は高止まり状態であったり、犯罪再犯率も徐々に上がっているなど、新たな課題も生まれてきています。「体感」も大切ですが、実態をしっかり踏まえた上で、対策を講じていくことが必要です。
川崎市議会議員 ほりぞえ 健
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11月15日