区内で体操などを通じて健康づくりに励む団体が一堂に集う「高津区健康づくりグループ交流会」が11月15日に開催された。今年で30年を迎え、市内でも群を抜いて活動が活発な高津区。主催者は「人生100年時代を楽しく過ごせるよう、今後も活動を広げていきたい」を話す。
交流会を主催したのは高津区運動普及推進会(ヘルスパートナー高津・米山道枝会長)。会場の高津スポーツセンターには34グループ、430人が参加した。区社協が推進する健康運動「おたっしゃ10のトライ」のテーマソング「テントラちゃんは行く」の体操には桜井純恵さんが登場。桜井さんの歌声にあわせて全員が元気よく体操を踊り、楽しみながら汗を流した。
この交流会は1989(平成元)年にヘルスパートナー高津の発足とともに始まった。結成時は10団体で始まったが、今では44団体が区内60カ所以上で定期的に活動。集会所やいこいの家などで健康体操や介護予防のストレッチなど、様々な活動を続けている。
各グループのまとめ役を担うヘルスパートナー高津。川崎市内では、各区にヘルスパートナーがいて健康体操などの普及に向け活動しているが、担い手不足などで活動を休止した区もある。その中で高津区は「とびぬけて活動が盛ん」な地域。その要因について米山会長は「年々皆さんとの絆が深まり、新しいグループや担い手も増えている。区社協や保健福祉センター、町内会などが活動場所を提供してくれるのも大きい」と語る。
人生100年時代といわれる中で今後ますます健康長寿の取組みが大切になる。米山さんは「今後も『楽しく身体を動かす』をモットーに、自助、互助、協助の精神で皆さんと健康の輪を広げていきたい」と話した。
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