全国高等学校野球選手権神奈川大会が7月7日に開幕し、区内からは市立高津高校が出場する。同校野球部は、13日に横須賀スタジアムで行われる初戦に向けて準備を進めている。
野田祐作監督が勝利のキーマンに挙げたのは4人の投手陣。エース左腕の熊崎主将選手(2年)を筆頭に、サイドスローから切れ味鋭いカーブを投げる伊藤心選手(同)、速球に力がある伊藤蓮選手(同)、辻統衣選手(1年)と4人の継投で相手打線を翻弄する。
打撃陣も負けていない。捕手の原橋佑鳳選手(2年)をはじめ、根田翔馬選手(3年)、花坂藍選手(同)など長打力に自信のあるメンバーが中軸を担う。
春の悔しさバネに
冬場のトレーニングを乗り越えて迎えた春季県大会だったが、地区予選で敗退。3戦全敗で他校との実力差を見せつけられたという。敗戦後、会議を開きチームに足りないものは「自主性」と分析。練習試合では、自分たちで作戦を考え実践。野田監督も「勝利への意欲が高まった」とチームの成長を実感している。
遠藤幹太主将(3年)は「在学中は、まだ一度も夏の大会で勝ったことがないので、まずは1勝を目指したい」と意気込みを語った。
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