数値でみる川崎と高津No.56 シリーズ 深刻化している「空き家」問題 みらい川崎市議団 ほりぞえ健(けん)
比較的地価の高い本市においても「空き家」が大きな問題になりつつあります。
川崎市では、住宅全体の約1割が空き家ですが、その大半は賃貸用や売却用の住宅であり、それらは業者等によって適切な管理がされています。賃貸や売却を予定していない空き家は、本市全体で約3千6百戸あり、そのうちの約3割、約1千戸に腐朽・破損がみられます。
下記のグラフは腐朽・破損のある戸建「空き家」の区別戸数で、高津区内にも約80戸の腐朽・破損「空き家」が存在しています。
適切な管理がされず、空き家が廃屋化してしまう要因は様々ですが、少子高齢化などの社会環境の変化により、今後はさらに深刻になっていくものと思われます。
いうまでもなく、家屋を適切に管理することは所有者の責務です。しかし、地域の生活環境が悪化する前に、行政としての関わり方も抜本的に強化しなければならないと私は思います。
川崎市議会議員 ほりぞえ 健
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11月15日