意見広告・議会報告
市政報告 誰もが安心して暮らせる川崎へ! 川崎市議会議員(公明党) 春たかあき
第1回川崎市議会定例会が開かれ、令和2年度の予算を審議する予算審査特別委員会が行われました。私は、防災・減災対策、在宅医療の充実について質疑しました。
水害に強いまちづくり
令和元年東日本台風による浸水被害は、高津区をはじめ市内排水樋管周辺地域及び河川関係に甚大な被害をもたらしました。検証委員会から今夏の台風シーズンまでの短期対策として内水排除の為の排水ポンプ車を4台導入することが示されました。その導入効果について、市は「排水ポンプ車は、25mプールの水を約10分で排水できる能力があり、浸水被害を軽減できる暫定的な対策として有効であり、排水樋管ゲート閉鎖時においても内水排除に対して補完的な役割が期待できる」と答弁しました。
4月上旬には、最終の検証結果が公表されます。注視して参ります。
マイ・タイムラインの普及啓発を推進
災害から命を守るためには、自分自身の災害リスクを把握し、避難の判断に必要な情報や行動を把握する個人の行動計画「マイ・タイムライン」が重要になります。私はその普及と実際に作成する機会作りに取組むよう求めました。市は「『号外!備える。かわさき』では、マイ・タイムライン作成ツールを掲載し、さらに、ぼうさい出前講座や防災訓練に加え、各局区と連携し、地域のイベントなどを通じて、作成の支援に取組む」と答弁しました。
医療と介護の円滑な連携を!
医療や介護が必要な状態となった際、急性期医療から回復期、慢性期、在宅医療・介護まで一連のサービスが切れ目なく提供されることは重要です。特に、医療と介護はそれぞれの制度で運営され、専門性も異なります。その為、円滑な連携を確保し、相互理解を進め顔の見える関係を構築する取組みが必要です。
市は「今年度から行政、地域包括支援センター、ケアマネジャーの代表者によって構成する相談支援・ケアマネジメント連絡会議を設置。市内病院のヒアリングを実施しながら、地域連携の課題について協議を行っている。川崎市在宅療養推進協議会においても連携ツールの作成や人材育成にも取組みを広げていく」と答弁しました。
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