新たな指定管理者となった「川崎市民プラザ」
区内・新作にある「川崎市民プラザ」（【電話】０４４・８８８・３１３１）が、６月から一部利用を再開した。元々、地域に貢献する公共施設として、過去には囲碁や将棋のタイトル戦が行われるなど人気を博してきた同所。今春から「川崎みらい創造グループ」（株式会社コングレ／コナミスポーツ株式会社／株式会社東急コミュニティーの３社による共同事業体）が運営を担当している。新体制スタート早々、コロナ禍に見舞われてしまい休館を余儀なくされたため今回の施設再開は「２度目の始動」といった様相。さて、そのリニューアルの詳細は―？
全面再開に高まる期待
新たな指定管理者となった同グループの契約期間は２０２５年３月末までの５年。「”市民が主役”となり持続的な活動振興の場を提供する」という基本方針の下、早速、館内施設等のリニューアルに着手し、「トレーニングルーム」では機器を全面的に刷新した。民間のスポーツジムと比べても遜色のない運動施設を５００円（大人）で使えるとあって、前評判も上々。だがコロナ禍の影響で利用開始は６月15日からとなっており当面は20人の定員制。さらに「３時間ごとの完全入替制」「シャワー、ロッカー使用不可」など、様々な感染拡大防止対策を敷く方針。その他施設についても一部再開に止まっており「利用の多い浴室、囲碁・将棋室が（引き続き）利用中止となっている為、お客様の数は少ない状況。浴室等がいつ再開されるのか、といった問合せも多いですね」とスタッフ。日に日に高まる全面再開への期待に応えるべく、情報発信に欠かせぬホームページを見やすく、使いやすく刷新する等、着々準備を進めている。
和室テレワークいかが？
さらに自宅では色々困難な「テレワーク」や「リモートワーク」について「館内の和室の利用を利用しませんか？」という新たな提案も。聞けば市民プラザの和室は３時間８００円〜という格安で利用できることから、その閑静なシチュエーションなども手伝い、コロナ禍における働き方に即しているとの事。新体制による運営は今後の展開にも大いに期待が寄せられている。
格式ある和室を800円〜で利用可能
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