神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2020年7月24日 エリアトップへ

志高く真摯に市政へ 市政リポート 52 若年がん患者への支援について 川崎市議会議員 さいとう伸志

公開:2020年7月24日

  • X
  • LINE
  • hatena

 川崎市議会第4回定例会の中で、先日私のところに寄せられた相談を基に「若年がん患者への支援」について市の考えを問いました。この相談者様は昨年、ご主人を「脳腫瘍」で亡くされました。発症した3年前、37歳のご主人に対して、川崎市にはこうした若年がん患者への十分な支援や助成の制度がなく「市長への手紙」をメールで送った結果、担当課から障害者手帳を取得し支援を受ける事を案内されたそうです。

在宅医療制度の確立へ

 現在、がん患者の在宅療養については0〜19歳までは「小児慢性特定疾病の医療費助成」、また40歳からは「介護保険」が受けられます。しかし20〜39歳でがんを患った場合、川崎市のケアは乏しいため「若年がん患者の在宅療養支援助成制度」の制定の意向について健康福祉局長に問い質しました。

 しかし市の答弁は、一般的な健康保険制度や福祉サービスの利用を促すことだけを述べるに留め、ニーズに即した内容の答えはありませんでした。私はさらに、既に若年がん患者の在宅療養支援助成制度をスタートさせている横浜市の現状(下欄参照)を提示し「こうした制度を川崎市でも作るべき」と訴えましたが、健康福祉局長からは「(既存の)がん相談支援センターと連携を図りながら環境整備に努めていく」といった答弁に終始していました。

 しかし、質問終了後、市長より「市長への手紙の内容を覚えている」との声を掛けられ、さらに熱心にメモを取っていた姿を見て一筋の光が見えたような気がしました。今後も若年がん患者の支援制度確立に向けて、丁寧に取組んで参ります。

斎藤 伸志

川崎市高津区上作延201-101

TEL:044-982-0194

http://shinjisaitou.jp/

高津区版の意見広告・議会報告最新6

政治を志した原点に立ち返る

意見広告

政治を志した原点に立ち返る

衆議院議員 やまぎわ大志郎

11月22日

「くにこ」の県庁見聞録

小川くにこ県議にインタビュー 編集・制作/政策科学総合研究所 連載260回

「くにこ」の県庁見聞録

信念を貫ぬく

11月8日

約半数の有権者が棄権した総選挙〜課題は?

数値でみる川崎と高津 No.116 シリーズ

約半数の有権者が棄権した総選挙〜課題は?

みらい川崎市議団 ほりぞえ健(けん)

11月1日

住民税の減税で所得増を

市政報告vol.016

住民税の減税で所得増を

あしたの川崎・日本維新の会 川崎市議会議員 会派団長 岩田ひでたか

10月25日

「くにこ」の県庁見聞録

小川くにこ県議にインタビュー 編集・制作/政策科学総合研究所 連載259回

「くにこ」の県庁見聞録

《番外編》 離党届を提出

10月18日

未来経済へまっしぐら

未来経済へまっしぐら

前衆議院議員 やまぎわ大志郎

10月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月22日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook