全国的に例年とは全く異なる様相を呈した「お盆休み」。旅行はもちろん、帰省すら自粛した人にとっては、政府が発表した「Go To トラベルキャンペーン」を疎ましく感じるケースも続出。だが高津警察署向かいにある「ひまわり旅行」(田所伸一代表)では「コロナ禍という状況下でなければ、このキャンペーンは文句ナシにお得ですよ」と説明。また来年1月末までの国内旅行が対象となるため「今後状況が良くなり”いざ旅行へ!”となる日のために、今のうちに制度の概要だけでも知っておいてもらえれば」と話す。
仕組み自体は秀逸
旅行需要喚起のための経済対策としてスタートした「Go To トラベルキャンペーン」は、国内旅行代金の50%(1泊、1人当たり最大2万円)の補助が受けられる、というもの。8月までの旅行については35%の代金割引のみだが、9月からは15%相当の「地域共通クーポン券」が加わり、旅行代金の半分が支援される計算となる。
田所代表は、1泊2日で1人4万円の旅行のケースを例示(上表)しながら「連泊制限や利用回数の制限もありませんので、何泊でも何度でも利用できます」と解説。さらに川崎市民ならではの活用術にも言及する。
「じもと応援券」利用を
「川崎じもと応援券」については1万円につき3千円のプレミアがついてくるため、前出の表で例示した旅行の場合、まず4万円の代金の35%が割り引かれ、残金(2万6千円)を「川崎じもと応援券」で支払えば、実質支払い額は「2万円のみ」。さらに9月以降はこれに15%相当(この場合は6千円)の「地域共通クーポン券」が付いてくる。「このクーポンはお土産などの支払いに使えますよ」と田所代表。
なお「ひまわり旅行」は「川崎じもと応援券」の利用店舗として、真っ先にエントリーしており「当店で扱う全ての旅行代金の支払いにご利用頂けますよ」とPRする。
各種相談に対応
コロナ禍で自粛ムードが広まる一方「情勢によっては旅行ができるかも」といった可能性もあり、制度利用に関する問合せも増加しているという。同所では万全の感染症防止対策を敷き予約優先にて来店を受付けるほか、電話(【電話】044・328・5767)での各種相談も随時行っていく方針を打ち出している。
![]() 店内カウンターではアクリルパーテーション越しに対応するなど十分に感染症予防対策に気を配っている
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