数値でみる川崎と高津 No.65 シリーズ コロナ禍で「危機的な地域交通」 みらい川崎市議団 ほりぞえ健(けん)
身近な地域交通であるバスやタクシーにも、コロナ禍による影響が及んでいます。下記グラフは、川崎市営バスの乗客数を、前年同月と比べたものです。外出抑制により、本年5月の乗客数は昨年の半分以下にまで落ち込み、乗車料収入も、今年度だけで約16億円の減収が見込まれています。
川崎市交通局では、今後、利用動向の変化に対応したダイヤの改正や、安全に直接影響しない投資の抑制などに取り組んでいく予定です。しかし、それだけでは減収額は補えません。
他方で、身近な公共交通サービスは、着実に高齢化が進んでいることからも、一段と重要性が高まっています。民間公共交通機関を含めた公的支援の枠組みを早急に構築することなしに、市民が安心して住み続けられる地域社会は実現できないと、私は思います。
川崎市議会議員 ほりぞえ 健
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11月15日