障がいを持つ人が自信や社会との接点をより多く持つ事などを目的とした「リズムワークショップ」が、11月15日(日)に溝ノ口劇場で行われる。
この取組みは「かわさき市民公益活動助成事業」として、区内・梶ヶ谷等を拠点に活動する「THEアート・プロジェクト多文化読み聞かせ隊」(三沢範子代表=今号・人物風土記)が主催するもの。名立たる音楽家やアーティスト、パフォーマーが発表の場とする”プロ仕様”のステージに上がる事となったメンバー達に三沢代表は「稽古の成果を存分に発揮してもらえれば」と期待を寄せている。
メンバー皆、大喜び
元々は多文化を紹介する絵本の読み聞かせ等を基軸に多方面でボランティア活動をしている同団体。溝ノ口劇場での催しも、本来であれば海外の伝統舞踊を紹介するためにステージを確保していたものだったが、折からのコロナ禍で白紙に。ならば年間を通して手掛けている「リズムワークショップ」の発表の場としては、という話が持ち上がり、トントン拍子で進展。打楽器奏者の伊勢友一氏を講師に迎え開催に漕ぎつけた。感染症拡大予防の観点から当日は無観客となるものの、急遽プロ仕様のステージに立つことになったメンバー達は大喜びで本番を心待ちにしている様子。
当日の模様はDVDに収録され、公開する方法なども検討されている。
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