認知症の理解を深めてもらおうと、高津区認知症連携を進める会が12月12日(土)、オンライン上で無料公開講座を開催する。オンラインによる開催は初で、同会は若年層を含めた幅広い層の参加を期待している。
同会では毎年無料公開講座を開催しているが、コロナ禍により開催方法を検討。認知症の当事者だけでなくその家族や若年層の参加も期待し、Web会議サービス「Zoom」での開催を決めた。帝京大学溝口病院脳神経外科教授の中根一医師による「認知症の基礎知識」、高津区薬剤師会の恵木立会長による「認知症のお薬について」の講座のほか、地域包括支援センターが相談窓口について説明する。
昨年10周年を迎えた同会は、認知症支援に携わるさまざまな職種十数人の有志が定期的に会合を実施。発起人の一人で、今回の講座も担当する中根医師は予防の意識を高めるためにも、若年層の参加を促す。「認知症は早期発見することが大事。事前に知識を持っていてほしい」と話している。
講座は午後3時から4時。https://tinyurl.com/yyvuffwcから参加(ミーティングID/972 1342 8894、パスコード/taka29)。問い合わせは認知症高齢者サービス研究センター【メール】m-endou@nf.catv.ne.jpへ。
今回は事前に収録した動画を配信。質疑応答はメールで対応する。今回のオンライン講座が成功すれば、定期的な開催も検討しているという。
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