釈迦の誕生を祝う仏教行事「花まつり」が各地で行われる中、区内でも大蓮寺(久本)、龍台寺(久本)、明鏡寺(末長)、増福寺(末長)の4寺院を巡るスタンプラリーが4月8日から11日まで実施された。
花まつりは、花で飾られたお堂に立つ釈迦像に甘茶をかけて参拝する習わしがある。これは、釈迦が誕生したときに九頭の龍が現れて甘露の雨を降らせたという伝説を模したもの。区内4寺院によるスタンプラリーは今年で4回目。「クリスマスに比べて知られていない」と大蓮寺の大橋雄人住職が発起人となり、近隣の寺院と企画したのが始まりだ。
天気にも恵まれた初日の8日、大蓮寺には朝から参拝者が続々と訪れた。区内の実家に子ども2人と遊びに来ていたという野呂瀬まりえさんは「子どもにとって、花まつりは初めての経験。来てよかった」と釈迦像に甘茶をかける子どもたちを見ながら話した。
大橋住職によると、参加者は4日間で、昨年の倍にあたる約600人だったという。「初めて回ったという方も多かった。来年も参加したいという声も聞いたので、少しずつ広まってきたように感じる」と手応えを語った
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