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CO2ゼロのログハウス完成 太陽のチカラで「新しい暮らし」を
太陽光パネルをはじめとする自然エネルギー事業やオール電化の建築などを手掛ける(株)イスズ。昨年、太陽の力だけで電気やお湯をまかなう、二酸化炭素(CO2)を排出しないログハウスを三浦市に建設した。
生活に必要な電気とお湯は、屋根に取り付けた大容量の太陽光電池と太陽光温水パネルで作る。電気を備蓄する蓄電池や電気自動車の充電コンセント、雨水タンクも完備。敷地内には、おがくずに含まれる微生物でし尿を分解する水不要の「バイオトイレ」も設置した。電力会社の送電網(グリッド)に頼らない「オフグリッドハウス」。公共インフラを必要としないので、自分の好きな地で持続可能な暮らしを送る「新しいライフスタイル」を提供する。送電網が不要なので災害時は避難所としても機能。事前予約でモデルハウスを見学可能だ。
環境省も評価
同社の創業者・鈴木和彦会長は、1970年代のオイルショックで石油資源に依存しない発電の必要性を痛感した。外部での下積みを経て、約30年前に太陽光発電事業を始め、20年ほど前に建設業も手掛けるように。オフグリッドハウスは、両方のノウハウがあるからこそ実現したという。
先行して製作した同様の仕組みのトレーラーハウスは、2019年に川崎市の「低CO2川崎ブランド」で大賞を受賞。災害に強い特性を環境省に評価され、今年から国の補助金が新設された。
「食」もサポート
相模原市や千葉県に太陽光発電所も所有する同社。来年夏には千葉県にバイオマス発電所を建設する予定だ。災害で倒木した木や竹を原料とし、発電時のエネルギーで野菜を育てる「何一つ無駄にしない」計画だ。
限りあるエネルギーを大切にしながら地産地消の「暮らし」と「食」を提供する同社。鈴木会長は「環境保全について考えない日はない。環境を守ることを第一とした生活が当たり前になれば」と語った。
![]() 三浦市に設置しているログハウス(上)/同社の鈴木会長
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![]() 横に表示されている数字のアイコンは、SDGsの17の目標のうち、同企業の取り組みに該当する項目を一部掲載したものです
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4月25日