川崎市地球温暖化防止活動推進センター(ノクティ2・11階)では現在、パネル展「再生可能エネルギー100%電気でカーボンゼロ都市を目指す」を開催中。また、防災をテーマとした久地の前田道路の取り組みも紹介している。
再生エネルギー(再エネ)は、太陽光や風力、水力など永続的に利用できるエネルギーを活用したもの。市は脱炭素戦略「かわさきカーボンゼロチャレンジ2050」を掲げており、再エネを推進している。溝の口周辺は脱炭素モデル地区に指定されており、センターのあるノクティは4月から再エネ100%に転換した。
実物展示も
パネル展では再エネを活用している企業・団体の製品や事例を一堂に集めた。夏休みの自由研究を見込んだワークシートもある。防災コーナーでは前田道路の施設「まえだTEQ」にある、災害時にかまどになるベンチなども展示している。
同センターの廣瀬健二さんは「家庭の電気を再エネに変えるだけで、温暖化防止には大きな効果がある。理解してもらい、需要を増やしたい」と話している。
パネル展は9月末まで。問い合わせは同センター【電話】044・813・1313(月・火曜休み)へ。
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