橘小学校わくわくプラザで7月29日、川崎市を中心に首都圏で活動する紙芝居師・もっちぃさん(=人物風土記で紹介)による紙芝居イベントが開かれた。
当日は沖縄県の紙芝居師・さどやんさんをオンラインでつなぎ、紙芝居で沖縄の言葉や文化なども学んだ。
もっちぃさんは、さどやんさんの作品「健太とおんな天狗」を民族楽器奏者・根本ノブヒロさんの演奏に合わせて披露。沖縄県の最東端にある「うふあがり島」(北大東島)を舞台にした島の少年・健太とおんな天狗の物語を、感情豊かに表現した。臨場感たっぷりの紙芝居に、児童らはすっかり引き込まれていた。終了後は「天狗はどこから来たのか」「健太は実在するのか」などの質問があがり、作者のさどやんさんと交流する場面も。最後は沖縄の踊り「カチャーシー」を参加者全員で踊り、会場は大いににぎわった。
参加した5年生の女児は「普段はあまり紙芝居を観ないけど、楽しかった」と感想を話した。出演を依頼したわくわくプラザのリーダー・本間亜紀子さんは「思った以上に迫力があって引き込まれた。子どもたちにも面白さが伝わったと思う」と笑顔を見せた。
もっちぃさんは「小学生から大学生くらいの期間は紙芝居に触れなくなる。この白紙の期間を埋められるようにしたい」と話していた。
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