数値でみる川崎と高津 No.77 シリーズ 疲弊する救急現場 みらい川崎市議団 ほりぞえ健(けん)
緊急事態宣言下であるにもかかわらず、8月の1カ月間に発生した新型コロナ新規感染者数は「第4波」までの累積数を大きく超えました。ワクチン接種の効果はあるものの、川崎市においても重症者数は過去最多を更新しつつあり、適切な医療サービスが受けられない状況も生まれています。
ひっ迫しているのは医療現場だけではありません。救急車による救急搬送件数も急増しており、厳しさを増しています。本市では、メディアで報じられるような悲惨なケースは発生していませんが、それでも「救急搬送困難事案」(現場に30分以上滞在し、受入れ医療機関を見つけるのに4回以上の照会が必要だったケース)は、すでに年末年始の「第3波」を超えており、平均すると毎日10件以上も発生していることになります。
「第5波」のピークも見え始めてきました。さらに今一度、私たち一人ひとりが感染症対策の基本を徹底することが求められています。
川崎市議会議員 ほりぞえ 健
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11月15日