若者の声を政策に反映させようと、日本若者協議会関東支部とかわさき若者会議が9月24日、川崎市長選の立候補予定者2人に政策提言を手交した。両団体は8月に提言案づくりを行うワークショップを実施。16歳から27歳までの20人が参加し、川崎や学校生活の課題などを議論、主催者側で提言を完成させた。
当日は午後1時から、市古博一氏のもとを訪れ、3時からは現職・福田紀彦氏を訪問。政策提言を手渡した後は、意見交換が行われた。
政策提言は「若者の政治参加」「教育・子育て」「ジェンダー」「まちづくり」の4テーマが盛り込まれた。いわゆる「ブラック校則」の改正や政治家と若者によるタウンミーティングの実施、資格・検定試験等の補助制度の拡充など若者目線の意見が記載されている。今回の取り組みに参加したメンバーからは「自分の意見が直接伝えられるとは思わなかった」「これから二人の公約などを読み比べてみたい」などの声が挙がっていた。
同会議の中野絢斗さん(24・坂戸)は「川崎で暮らす若者の生の声を知ってもらうことができ、非常に有意義だった。若い世代が市長選に興味を持つきっかけになれば」と振り返った。
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